バイク寒い❗️ので防寒用に色々買う <後編>
いよいよ オレ風冬装備の紹介。
伏線となった前回は以下に書いた。 ほぼ事故の記録だったりするけど。
で、やっと本題 冬装備
とりあえず中年の冷えは足元から、という事でまずはパンツ、ズボンを選ぶ。ヒートテックのスパッツ(タイツみたいなの)、その上にゴルフ用防寒パンツがあったので履いてみる。
・・・ジーパンよりマシな程度。足下がスースーする。
コレはせいぜい10月までで、さらに寒くなるとヒートテックなんてクソの役にも立たない。そもそも脚のラインを崩さず暖かく、なんていう不届き者用でバイク乗りには無関係の代物だ。結局は厚手のモモヒキに勝るものはない。(電熱を除く)
その上に人生初のバイク用ウェア、コミネの「内綿入りインナーが外せるプロテクター付きパンツ」をズボンッと履く。
この手のウインターパンツは多数販売されているが、一体何を思ってこの名前?と言うような「ゲルマニア」をチョイス。
・・ゲルマニア。
同系では「SPIGA(スピーガ)」*1が良さそうではあったがサイズ切れだったし、クシタニは同じようなもので値段が2.5倍する。 なぜ?
定価16000円だが、アマゾンでほぼ25%引き購入できた。
コミネ KOMINE バイク ウインターパンツ ゲルマニア 透湿 防水 プロテクター 秋 冬 L 07-914 PK-914
これで早速ランツァで山方面へ行くと、少なくとも腰から〜足首上5センチまでは全く寒くない。 例の4枚重ねばきの冷え冷えを思えば感動もの。
ただし硬さからくるゴワつき、歩くだけでざかざかと音がする表面の素材はちょっといただけない。しかしこの素材だからこそ防水だし、強度も抜群なのだろう。
何より気温8度以下の中央高速を1時間でも腰から下の冷えは全くないからザカザカは些細なこととも言える。
ポカポカではないけど、膝や腰のプロテクターの代わりか、前ポケットにホカロンでも突っ込んでおけば恐らく冬の数時間ツーリングも寒さ知らずで快適だろう。綿入インナーが暖空気層を上手く作り、それを逃がさない工夫のおかげだと思う。
ジッパーで取り外せる綿入インナー
実際タマが縮みすぎて丸固くなって、あらあらこんなに縮んじゃって可愛そうに、となってしまうこともなく健康にも良い?。
靴
既存のハイカットのスニーカーでほぼオーケーだが、雨が降ることを考えラフ&ロードの足かっぱ(?)を携帯。
PRODUCT INFORMATION: RR5825 コンパクトブーツカバーショート
コンパクトになるので邪魔にならない。バイク用ブーツって歩きずらそうで、防水だとちょーカッコ悪いものしか無い。
もう10年ぐらい前に買ったアディダス。 ボロです
クツなんて別にバイク用の必要ないからラフに履けるスニーカーがいい。が、雨なんか平気だろうと思ってると体に当たった雨が足を伝って結構流れ込んできて、大して降っていなくても靴の中はグズグズになる。
冬にコレは考えただけで恐ろしい。
常にカッコ悪いバイク用防水シューズか、履きやすいスニーカー+足カッパか。私は後者を選ぶ。
そしてメルカリで未使用品を送料込み1280円で買った。安い!
グローブ
またもアマゾンで、なんと1980円! *2 完全防風で冷たくならなず、手首もセミロングのベルクロでまず寒気は入ってこない。
難があると言えば取ってくっつけたようなプラスチックのガードと飾りゴム。ダサい。それに新素材なんて使っていないので、気温が高い時は少し汗ばむぐらいで内張が手にくっ付き脱ぎにくい。
まあ値段を考えて物を言え!といった感じで、オレとしてはおおよそOKである。肝心の防寒は、2時間の寒冷状態のライディングでも冷たい感じはなく指も動くのだが、脱いでみると関節が固着気味で冷えているのがわかる。 かいた汗が手を冷やすのだろうか?
その点では防水性があり、かつ湿気を逃がすゴアテックスが一番良さそうだが、ライセンス料が高いのだろう、かなり高価だ。 それに最早ゴアだけが今だにダントツ高機能というわけではなく、他社製品にも"防水透湿性素材"を使用した製品はかなりある。
プロテクトウインターグローブ ロング | Honda ライディングギア | Honda
グローブに関してはしなやかさも大事だし防水性、防風・防寒も・・となるとグローブに限ってはやっぱゴアテックス最良かな。
結論は:寒くないだけでいいやと言うんなら、2000円で買える製造元不明のアマゾングローブ。 もしくは5倍の値段だが、ゴアテックスを使用した高級グローブ。
最後にジャケット、上着
紆余曲折あった上着選びは、ベストチョイスが見つかったので公開しよう。
まず下着やシャツはテキトーでいいがなるべくハイネックが好ましい。つぎに薄手のセーターなどで保温する。 ここまでは普段着と一緒。
で、なんと言ってもジャケットのキモは真正面から受ける寒風への対策だ。
Yellow Corn メッシュ(夏用)
色々試したが重ね着が一番効果的!なのが分かった。しかしなんでも重ねればイイというわけではない。
インナーはダウン、もしくはフェザー混ダウン一択。
フェイクダウンというべきシンサレートは試したが、薄いものはダウンのほうが暖かい。*3
それも体に密着したサイズ。これが大事なのよ。大き目をばさっと着るのが好きな人でも、ここはタイトな薄めの本物ダウンにしよう。
なぜか。
もこもこしたダウンはそれだけでもバイクに乗れるぐらいに暖かい。が、ダウンを覆っている素材は薄く、恐らくスレや引っ掛けですぐに破く。それにバイクでは腹下から風がバンバン入るしプロテクターはない。
何よりもモコモコダウンの上にプロテクタ付き上着を着ると身体がひとまわり大きく見え、パンパンのブーデーに見えてしまう。
「タイトな薄めの本物ダウン」はバイク用ならインナーとして売られている。でもバイク用の必要はない。私はビームスの薄手ダウンをヤフオクで買ってみた。
ふだんLを着るのだが敢えてMにした。それにしてもだらしない写真
バイク用と名がつかなければ安いものから高い物、カッコイイ〜ショボイ物がいくらでもある。クビまでチャックがあるものが必須。
いくらでも売ってるがこんなのとか→ Amazon CAPTCHA
バイク用→ Amazon.co.jp: アンダー・インナーウェア: 車&バイク
インナーが決まったらその上に防水性のある、プロテクタ入りのバイク用ジャケットを着るのだ。
オレはヤマハのヨットパーカー(マリン用)など、暖かそうな物を何着か試したが、意外とサイズのバラツキが大きく「実店舗で試着するしかない」と、ラフ&ロード川崎店にインナーに着る予定のダウンを着て突入。
インナーと同じく、普段はLサイズ(173センチ・61キロ)を選ぶところ、MサイズのRR7660 デュアルテックスウォームパーカーのニューカラーを購入した。
PRODUCT INFORMATION: 2018-19 秋冬ジャケット Index
Lサイズを着ると身体は楽だが「ガサガサ・ゴソゴソ」と、余った布が擦れてうるさく感じる。そしてインナーとアウターの隙間が過大になる。どうせバイクに乗るときだけなので「1に防寒・2にプロテクト」の当初の原則を踏襲し暖まった空気を逃がさないようにワンサイズ小さめにしてみた。
コレは前面投影面積=寒風を受ける面積を減らす。空力を考える上でも最重要、まさにのイロハのイである。
このジャケットにはジップで上着と一体化するインナージャケットも付属するので試してみたが、やはりというか、ダウンのほうがやや暖かいので取り外す。(春秋はいいね)そして試乗。
完璧。全く寒くない。
ほぼ完全に風は入ってこないし、ベルクロを絞れば抜けもしない。
尚、実店舗では正価の2割引ウインターセール中。その上、行ったときはちょうどクーポン配付中で、店頭チラシ持参でさらに10%オフとなった!
定価税込み 29,052円が、合計30%オフで20,336円。
これは安い。そのまま転売できそうだ 笑
激安通販でもこうはいかない。ポイントも貰えて、わざわざ足を運んだ甲斐がありちょー満足。
カラーは、目立つ=安全と考え、黒ベースはやめておいた。どいつもこいつも特徴のない黒ばっか着やがって、かっこいいとでも思ってんのか?、とは心の中で全然思っていない。
ここに書いたことは、今時のバイク乗りには常識なのかもしれない。たぶんそうだろう。
ほぼ30年バイクから遠ざかっていたおれはバイクウェアの進化や考え方、それと低価格化に驚いているのだ。
これで寒さとも無縁、精々真冬にもバイク乗りまくろうとおもいます。