重力にサカってる場合か?!

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ランツァのフロントブレーキ シール交換 キャリパOH

別に漏ってるわけじゃないので交換しなくてもいいといえばイイ。

けどフルード交換する際にキャリパの汚れが気になったのと、ブレーキパッドを外してスコスコとレバーを漕いでると、左右のピストンの出方が違うのでやってみようと思った。

 

+ キャリパーシールセット フロント ヤマハ品番:3JDW004700 1500円ぐらい

+ 洗油 灯油でいいかな。パーツクリーナーでもいいけど大の半分は使う。

+ 洗浄用ブラシ(プラ製でよい)・必要に応じて少量の600番ぐらい紙やすり

+ ブレーキグリス、無ければシリコングリス:ほんの少量。中型のアリぐらい。でもほぼ間違いなくあった方がいい

+ ブレーキフルード DOT4 結構使う。500cc缶の 1/3ぐらい?

+ ボロ布 2-3枚

+ 動画見ると手袋みんなしてるみたいだけどオレは滑るから素手。あとで洗えばいいし。あんなビニール袋みたいなのして、良くできるなあと感心してる。

+ 普通のグリス少量 パチンコ玉以下。正しくはPBCグリスを使う。

+ 工具:六角レンチソケット 多分5と6(忘れた) 4と5と6あれば。:エクステンション:ラチェット:「シールリムーバー」というスナップオンの専用品があると素晴らしいけど、無ければピックツールでいい。 こんなの→ https://amzn.to/3MZtkFZ

:プラスドライバー リザーバーの蓋を開けるため。:12ミリソケット:オイル受け皿

 

・まずはキャリバーが車体に固定してある状態のまま、六角レンチを使いキャリパーピン2本とパッドのサポート(?)1本を緩めておく。 六角レンチ使用はその3本だけだから分かるだろう。裏側からホイール越しに行う。

「カチン!」と音がして一回しぐらい緩めておけばOK。

次に12ミリソケットでキャリパーを取り外す。

 

3 先に六角レンチで緩めたキャリパーピンをさらに緩め、2本引っこ抜く。さらにもう1本、六角レンチで緩めたナットを取り外すと、パッドが取れピストンが見える。

この時点で洗える物は洗油で洗ってボロ布で拭いておく。

ピストン表面が荒れていればペーパーでおおよそ平らにしておく。

パッドサポート(枠)センター部分にピンがあり、キャリパーにゴムブーツを通して刺さっている。

そのブーツ中には古いグリスが入っています。中身を洗ってもいいけど洗油が残るとイヤなので、どうせなら交換した方がいい。交換しないなら洗わずさらにグリス突っ込んで軸になじませて再装着。この時点ではまだグリスは入れない。ピストンを嵌めて、パッド再装着時点で封入する。

 

4 ピストンは必ず油圧で抜く。 コンプレッサがあるならエアでもいい。

外したパッドを片側ピストンに当てがい、レバーをスコスコ煽ると片方のピストンだけが伸びていき、そのうち外れます。フルードはリザーバータンクに少しつぎ足す。

抜けたらすかさずオイルを受けて、ピストンを点検して問題なければパーツクリーナーで洗っておきます。深い傷があれば交換。 ※ブレーキフルードは一旦ここでほぼ抜けます。

 抜けた穴ん中を見るとオイルシールが2ヵ所入ってるので、ピックツールなどで外し、パーツクリーナーで洗い、中をペーパーで拭いて(異物注意)新品ゴムを装着。(上下無し)※新油のブレーキフルードで洗ってもいい。

 

5 シールの装着が終わったらブレーキグリスをゴムに薄く塗り、洗ったピストンにもまんべんなく塗る。必要最小限で。 さてここから慎重にまっすぐピストンを入れます。両手で、あまり力を入れず・・ほんの少し揺すりながら・・。

片手で力を入れてやって、「ボコッ」と一気に奥まで入ってしまったら、ほぼゴムをかじっていますね。ゴムをかじっちゃったら、新品シールを買い直してやり直しになります。

ここはブレーキグリスを使わないとゴムをかじることがあります。もう一度外してみると、ゴムの薄い破片が削がれていたりするんですよ・・。いやホントに。 グリスと滑りが全然違うので、ブレーキフルードで代用できません。

それからピストン戻すときはリザーバータンクにオイルがいっぱい入ってると逆流してあふれるので気をつけること。

 

6 で、次は残り片側を同じ要領で交換します。でもたっぷりエアを噛んでるのでいくらレバーを煽ってもピストンは出てきません。めんどくさがってプライヤーで引っこ抜こうとすると傷が付いて漏れ、ピストン交換になります。

一度エア抜きする必要があります。

 

7 ひとりしかいない場合非常にやりにくいため、4 の時点で圧縮エアで両方抜く、という手ももちろん有り。左右均等にピストンが出てくればいいんだけど、そうじゃない場合は板を当てがいながらなるべく均等に両方共抜ける直前までピストンを出していく技が必要です。

かなりキツいのでもう少し、というところでもなかなか手では抜けないので、この方法が安全かな、と。

 

今回ブログに書くつもり無かったため、写真などは撮ってないので文章のみ!

となりました。

やってみりゃ書いてることが分かるかと思いますが・・・、やる前だと何だか分からないカモですね! まー仕方ないです。

リアもパーツ買ったので、その時写真を撮ろう、と思ってますよ。

 

ちなみに、ですがキャリパー清掃と題してピストンをムリムリ出してグリス塗り、シール交換せず「きれいになりました!」なんてのは時間とグリスの無駄、かえってグリスに砂など付いてダストシール傷めるのでやめた方がいいと思うね。

むしろ脱脂する方向で、ブレーキダストはパーツクリーナーで洗って終わりがいいですよ。

 

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次はバルカン900を御披露目。