バルカン900 カスタム と言うクルーザー
ドカS4Rの低回転での扱いずらさと結構頻発するバッテリー上がり、にちょっとナーバスになってきた頃、別荘を兼ねた仕事場の近くで売りに出ていた VULCAN 900 Custom。
購入前。第一印象は何でこんなにシートがデカい?! だった
クルーザーを探す
フェンダーが大きくてもっこりしてるハーレーみたいなタイプは生理的に(?)好きじゃないのでシンプルな伸びのあるスタイルのバイクに乗ってみたい。
アメリカンタイプってどうなんだろう、跨がったことすら無いけど。 などと思ってネットを徘徊しまくったところ、スズキのブルバード800が気に入って、探したが・・ない! 滅多にない。
70万とか80万とかなら、ある。
あまりにもないので、400ccのほうでもいいかな、と思ったりしたが、クルーザーに乗るなら低速でも余裕のパワーが欲しい。
小排気量には回す楽しみがあるのは解っているけど、2気筒アメリカンでぶん回しても、誰得?って感じだし。
カワサキのバイクに全く興味がないおれが、ヤフオクの751cc~クラスを見たのは偶然だったが、そこにあったのはなんと「赤い」バルカン900という聞いたことがないバイクだった。
値段は45万。売ってる場所も車で30分のバイク屋さん。なんとなく気になってはいたが、ある日見ると40万になっていた。
距離も22000だし、40万ならいいかも?と思い、何はともあれ「クルーザー・アメリカン」ってどんなもんだか見せてもらおうと、お店にアポを取って仕事帰りに「トラック」で向かう。 実はこのトラックで、というのが今回のポイントであーる。
アルミサビのないきれいなエンジン
跨がって、エンジンかけてギアを入れて・・・。これが900ccのクルーザーか。前輪はやけに細くて大きいのは何故だろう? 慣れてないせいか、取り回しはドカに比べかなり重いし、場所とるなぁ・・などと思案する。
「色々考えてるより手に入れた方が早い」というのは、販売手段が多様化し個人間でもそれなりの市場が発達している現代においては間違ってはいない。
たとえ失敗しても全くの無駄にはならず、数万円の出費、多少の手間で済むのだ。 むしろ程度のよい商品を買っておけば、個人売買で利潤を得ることも可能になっている。
ということでオレとしてはコイツを乗ってみよう!と30分ぐらいで決めた。 ドカも買った値段ぐらいで売る自信もある。
購入決定
おれは帰ってすぐに約1週間、宮崎旅行の予定があった。
「じゃあ手付金を置いていきますので、引き取りは2週間後に。」と言ったのだが、店主が「何とか持ってってくれないか?、ホラ、せっかくトラックもあるし」というような事を言う。 確かに店はバイクで手狭である。
しかしこっちも持って帰ってトラックから降ろす場所もないし、大体がお金を持ってきていない。オマケにスロープもないのにどうやってトラックに乗せるんだ?
事情を話しても「セブンイレブン近くにあるよ。」とか(オレがセブン銀行に口座があることが何故バレたのか?)「スロープは貸してあげるし、返却は2週間後でOK、載せるのも手伝うから。」と言って聞かない 笑。
どっちが客か?
しかし、そこまで持って帰って欲しいなら仕方がない、オレもバルカン人生を始めるに当たってきもちよく取引したいものだ、とセブンイレブンで40万円下ろして来て、バーンと支払い、踵を返して領収書拝受。
さて、ランツァなら現場の足場板を使って、エンジンかけてヒョイって載せるのだが、バルカンは車高も低くホイールベースが長く、底が引っかかりそうな上に相当な重量。
トラックに何とかスペースを作り、相当な長さのスロープを敷いてずっしりと重い270キロぐらいの車体をみんなで載せた。
載せて固縛。しかし載せるために下ろした荷物はどこに積むのか・・。
さて、初クルーザー、初カワサキ。どんな乗り味なんだろう。長距離を走ってみたいがまずは! ・・・車検かな。
次回は車検のようす。 か、ドカ販売記。 興味がある人は以下など
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