で、ETFのチョイスはどうなったか。
アメリカのNYSEA 上場 = USドル建て。
米英系の証券会社にドルを入金し直接購入する。
ドル建て債券ETF
流動性重視で3つに絞ったら・・やはりずいぶん一般的になった。
人気があるにはワケがあるってもんですかね
EMLC 新興国約20カ国で構成する、現地通貨建て債券。
内訳はほぼ国債で、ポーランド、メキシコ、ロシアなど大丈夫かね?!と思うような国々が並んでいる。
それでも総資産は1570000000ドルもあるし毎日の売買高もまあまあ。
LEMBと比較検討した。
BND バンガードのアメリカの中期債券、AAA格73%その他に投資するETF。
その他BB+債なんかも組み入れているが、格付なんてリーマンで何の役にも立ってないことがわかったのであまり気にしないことにしよう。 MBBと比較。
BNDX アメリカ以外の世界の債券。主に欧州55%、環太平洋30%など。
バンガード社としては、BND+BNDXで世界の債券に投資できるってな感じなのかな?欧州債券を多くホールドしている。
ドル建て株式 ETF
誰もが提示するラインナップになった。つまらん。
ドル建てではiShares(スパイダー) とVanguard以外はボリューム・総資産共に小さく、長期には不向きかも知れない
VT 結局VT。対抗馬としては VTI+EFA+VWO の組合せ。 VTIはSPY、VWOはEEM を代わりにできそうだ。
世界の株を組み込んでいるのでこれだけでもいいが、荷重を変化させることができる上記3種の組合せも捨てがたい。
その他、地域で荷重を変えていくなら ヨーロッパ重視VGK(EEA) 環太平洋ASEA(VPL) ラテンアメリカILF(VWZ) が比較的良さそうだ。
ドル建てリート
VNQ + VNQI バンガードのこの組合せがバランスがとれて良さそうだ。
iシェアーズではRWX + RWRとなるのか。(IFEUは流動性に難?)
商品同様、リートも変動リスクが大きいので、不動産市場が上昇トレンドと確信がなければあまり突っ込まない方がいい。しかし、拡散という意味ではある程度ポートフォリオに組みこんでみたい。
リートは債券であり、株式でもあると思う。
ユーロ建て
ユーロ建て投資にするにはユーロ圏の証券会社に口座を開設し、いちいち国際送金は面倒なのでストックしておく銀行も必要だが、今の所モスクワかイタリアしかつてがない。
エゲレスかドイツ、フランス市場上場のETFを購入するのは現状でかなり面倒。
IDJG ロンドン上場 iShares ユーロ成長割安大型 株
IPRP ロンドン上場 ユーロ 不動産株 中心
ETFメーカーのdb-xは確かドイツ銀行だったと思うので、ETF自体は沢山あるようだ。
実際にはHSBCやロイズやBNPパリバ、ドイツ銀行(リテール部門あるのか?)などの大手に何とかして銀行口座を開設すれば外国人であってもその銀行内で扱っているファンドや債券を買えると思うので、そこに投資するのが関の山では無いかと思う。
パンダ銀貨
香港ドルやシンガポールドル建て
規模は小さいがHKDやSGD建てのETFが各市場に上場している。
現地証券会社での口座開設も難しくないので、現地通貨建て投資はヨーロッパに比べて簡単だ。*1
香港、SGでは手数料はETFより高いが様々な高利回りのファンドを購入できる。
彼の地では信頼できるIFAに希望を伝え、最低1000万位から丸投げすればプロが選んだファンドでポートフォリオを組んでもらえる。*2
彼らはファンドを購入したキックバックで食べているのだから、別に相談料などを取られることはないはずだ。
購入したら腹を決めて自分の口座で保持し何もしない。そうすると安く上がる。
しかし値段が急変動する事もあるだろうから、そのフォロー*3 をして欲しい、ということであれば運用まで任せる事になるだろうが、それはもちろん運用の手数料がかかる。
手数料を支払ってもそれ以上のリターンがあると思えばそれでも良し。
個別新興国
ブラジルやインドが落ち込んでいる。(買い時?)
マレーシアが伸びている。(もう少し伸びそう)
中国がヤバそうだ・・・。(売り)
インデックス投資ではそういった個別市場や株を勝手に分析したポートフォリオは無駄で、分散を損ないリスクを増やし、投機的になるため避けるべきらしい。
その割に需要はあるようで、iSharesやPower Sharesなどは売れりゃあなんでも売るといった感じで、色々と販売している。
バンガードはその投資理念からか、充分に分散されていないETFや、コストが高くなる傾向にある物は販売しないようだ。
あー疲れた。 あとは後日。