金(GOLD)を先物で買った場合 現受と現渡
金先物 の現物受け、現物渡し
まだしばらく先だけど、2月限の金の売りを現渡し*1することにした。
かみさんと別れて子供の養育費に充てるのだ(ウソ)
先物で現受けした金槐(現物)を引き取らないと倉庫料がかかる。
金(GOLD)1キロの保管料は年間1万ちょっとのようで、4年ぐらい放っといたので44,205円にもなっていた!
でも1キロだと金額が4,500,000円などとデカいので、4年で1%ぐらい別にいいか、とも思う。
4年前の金の値段なんて2000円台で、今となってはこれ間違えてんじゃないの? って一瞬目を疑う位安かったんだけど、逆ならやだね 笑
その450万を定期預金に入れていたら増えているんだろうけど、ゴールドは利息が付かないからいくら倉庫に預けていてもキャピタルゲインだけ。
値上がりしてりゃいいけど、下がったうえに倉庫料払うのは心情的に辛そうだ。
そして倉庫に預けている預かり証が"倉荷証券”(くらに、と読む)というもので、そこには色んなハンコがべたべた押してある。
悲喜こもごもの妖気が書面から染み出てくるようで、枕元において寝ると寝覚めはすこぶる悪い。(これもウソ)
この先5000円台までは時間がかかりそうだし、倉荷証券なんてただの紙切れだし、証券会社が潰れたり何だとか。
かといって金槐に換えて引き取ると、いざ売る時に面倒で金もかかるから、売ることにしたのだ。
いや、普通の人は1キロの金槐を飾っておくのもいいかも知れんね。
倉荷証券を生かす手もある
で、この倉荷証券はなにも家の金庫や銀行の貸金庫にしまっとく必要はない。
紙だし、燃えちゃったりエロ本の間に挟んでおいたらかみさんが捨てちゃったりと、トラブルも予想される。
先物をやってるんなら証券会社にほいって送って証拠金扱いにしておく。
今期はいくら、と言う時価換算額が決まっていて、だいたいそれの7割ぐらい*2 が証拠金として充当される。株などの有価証券と同じ扱いである。
それでも倉庫料はかかるし、大負けすると当然倉荷証券はとられちゃうわけだが、紛失の危険が少し減るのと、証拠金としてそれを元にレバレッジをかけた取引が可能になるメリットがある。
で、現金化の仕方は
現金化したい限月で売りを立てる。
期先と値段が近い時に(急騰した時などがよい)値段がいいところを目がけ、鞘取り気分でひょいっと売る。
あとは納会日の数日前(例えば12月限を売っていたら12/10頃)に、差し入れてある先物会社に電話して、
「あー、これ現渡しで夜露四苦八苦」 というと
「カネかかるよ、手数料がよー」 なんて言われるので、
「そんなもんそっちで持ってくれ」
「テメー、世の中なめてんのか?」
なんていうやり取りのあとめでたく現金化できます。
現渡、現受共に所定の手数料は取られる。
現品(この場合金の現物。1キロ単位)の授受をやってないところもあるようだけど、私は最初から現受/渡できるところ、日系資本のところを選びました。
そのココロは カネが絡んだ外国人は信用ならん、ということです。