重力にサカってる場合か?!

金先物、株など相場のオカルト予想、海外投資情報

ど円安・物価安の日本、コロナ暴落

日本はインフレがなかった

モノの値段は上がっておらず、むしろデフレにより現金の価値はモノに比べ相対的に上昇していた。

投資なんかしなくても、たとえ金利がつかなくとも生活は楽になり続けたということだ。

wiki 消費者物価指数

消費者物価指数 - Wikipedia

 

2013年から2015年にかけて急激に3%ほど値上がりしたが、今はもとに戻っておりグラフで 101あたりに位置する。

ところが海外の一部の国では経済成長が続き、ある程度のインフレがあり物価は上がっているし収入も増えてる。日本は海外から見れば物価が安い国になっているし、今もなり続けている。

 

その上、製品やサービスの質が良ければ「お得な国」であり、これが政治がガタガタだろうが原発が破裂して放射能を撒き散らそうがインバウンド需要でガイジンがどっと押し寄せた理由だろう。

オレだってトルコの通貨が暴落したとき、イスタンブール行って辛うじて値上げに間に合ったブランド品(もう売ったw)買って爆安で旅行して来た。

 

わずか250キロ先にシリア国境があり、ISとロシアがドンパチやってるというのに、であーる。

 

その上、為替レートが110円とかのど円安。

「いや、やや円安でしょ」という意見もあるが、貿易収支と先の物価指数を合わせた実質実効レートを見れば10年前より25%も減価している。

上がったり下がったりしながら、長期で見れば安値傾向は明らかだ。

 

日銀 実質実効為替レートについて データはかなり古い

 

つまり名目110円でも実質はさらに円安と言えるのだ。これは値段をいくら安くしようが輸出が伸びていないとも読める。

日本製品が高い付加価値を認められていないということかも知れないし、「余計な機能なんかイラネー、それより安くしろ」なのか、競争相手の品質が向上しMADE IN JAPAN と変わらなくなくなったということかも知れない。

 

一体なにが言いたいのか。今回何かを主張しようという意図は特にないのだ!

ただ書いてるだけ。ブログは続く。

コロナウィルス暴落と投資

蔓延国の経済のダメージは甚大で、またぴょーんと戻って右肩上がりの経済成長が続く・・・とはなかなか考えにくい。先はわからないけどね!

こんな安い国の通貨を増やそうと投資してがんばる人々。

突然の暴落で虎の子の財産を20〜30%も吹っ飛ばされたりして。

 冒頭に書いたように投資なんてしないで無金利の現金で持っていたほうがよっぽどマシだったりしないのか?

 

 

投資しなければ吹っ飛ばない(増えもしないが減りもしない)のに、なんでヤキモキしながら大事な財産を株式・その他のバクチに突っ込むのか。そりゃ2倍、いや、1.5倍にでもなる可能性があるからだろう。

 

リスキーな投資という行動

しかし1.5倍にするために、どれだけの年月を株式投資などというリスクに晒し続けなくてはいけないのかというと・・・。

日経225の暴落前のピークは1月高値、24,100円。

そこから1.5倍を割ると16,100円、それは近いところで急落時の2016年1月、標準的には2014年8月頃だろう。 ひたすら上がり続けた米国株なら4年弱かな?

およそ4〜5年。それもピークに売り抜ける神業が必要である。

サウイフモノニワタシハナリタイ 宮沢賢治

 

投資は増える可能性があるし、理論・理屈も納得感がある。雰囲気的に背中をぎゅうぎゅう押されてもいる。だが、暴落はいつか必ずやってくる。

 

ま、でも長い投資をすると考えている人なら、こんなときに自分のホントのリスク耐性を測れる事はいいかも知れない。

平時に考えていたことと暴落・暴騰時の自分の考えがあまりに違えば、それは・・確証バイアスがかかっているだけだ。

確証バイアス | 社会心理学

 

オレはリーマン暴落の後、冷静に自分のリスク耐性を自覚した事はのちの投資に大きな影響があり、以降、億超えの投資可能額があっても20%程度しか投資できなくなった。オマケに半分はほぼ米国債。 

 

あー、これはですね、香港行くわけですよ。 そしてね、騙さないまじめなFIAから、サンライフ香港のWealth-Builder(ウエルスビルダー)買っとくんですね。 www.sunlife.com

老後の生活に1億円かかる / マイナス金利 - 重力にサカってる場合か?!

 

2008年ごろ仕事で儲かったので投資しようと思い立ち、9割のカネを突っ込む予定表が出来上がった。(財産飛ばす見本のようなパターン)

うおおお、すげー儲かる!(予定)と動き出した途端にリーマンショック

 

そこでわかったのは、オレのリスク耐性の低さ、気の弱さ。知っての通り、そのまま保持していれば数年で株価は回復したが、当時のオレは損出ししてしまった。

これは「損を見たくない」という弱さ「先がわからない」不安に耐えられなかったことを意味する。

幸いなことに本格投資前だったので400万円ぐらい吹っ飛んだだけですんだが、もし予定通りやっていたら・・・思い立つのがあと1ヶ月早かったら・・人生が変わってしまっていたかも知れない。

 

後日リスク耐性の低さを自覚できたオレは長期投資は 鉄板債権 +金(GOLD)+マレーシア預金と、外国リートのみ

 

バクチ(趣味)と割り切った金属先物、株式先物、FXを単発で 1千万未満しかやっていない。ぐんぐん上がるアベノミクソや米国株を見ても、少額バクチで発散していたので何とも思わなかった。

 

それにしても現金(他国通貨を含)80%、債権20%、時々バクチ10% なんてポートフォリオ(?)はもはや投資してるとは言えない。

 

でも為替リスクはあるが、年で見ると増えてるし、暴落はまずない *1

「減らない投資法。それは投資をしないこと」とか、どっかのブログで見た気がする。

 

しかし!こんな暴落になれば話は別? 遂に大量の現金出動・・・かも知れない ^_^

 

 

*1:通貨暴落の可能性はあるが予兆はほぼわかる。それに現金預金なら国内での価値は無関係だ。