重力にサカってる場合か?!

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起業して成功する割合

 

トラックバックってのをしてみたかった。それでいつも読んでるブログからやってみた。簡単だった!

金融日記というブログだが、オマケに変な取り巻きのようなカスが一緒にもれなく付いて来るのが玉に瑕。
 

お題は起業に関してだった

"まじめな起業前提" だと、3年後に「何とか食ってるけどもう潰れそう、またはツブレた」ってレベルが4割、サラリーマン並みか、「ごまかした税金分ぐらいサラリーマンよりましかな?」が4割

そして儲かってるのが1.7割(細かい 笑)で、残りが上場までガンガンいってたり、周りをヒーヒー言わしている(?)実業家ってのが、八百屋もモグリの税理士も、開業した医者もヤンキー上がりの中古車屋もネットで怪しげな輸入雑貨を売ってるワタシの友達も含めての実感。

 

経営に失敗して会社を潰した人も暫くするとまた何かやってることが多い。

何度もやれば食べていくぐらいは収益が上がるんじゃないか? でも多分、期待リターンはサラリーマンよりかなり低い。

 

でも忘れちゃいけない、自由があるのだ。経済学や効率から遠い所にある「ま、今日ぐらい、いっか?!」

見てると半分ぐらいの人はサラリーマンと同じぐらいなら良し、としてるようだ。もっと頑張れば自由と引き替えにお金が入ってくるが・・・やらない。ちょっと勉強すればお金が増えるのだが・・お金がだだ漏れしている。

そんな人が多いように感じる。

 

だいたい起業って「起業するぞ、フガー!」って鼻息荒く用意周到にやる人とサラリーマン生活からこぼれ落ちた人が成り行き上仕方なく独立する人とどっちが多いのかな? *1

 

人のこと言えないがアタマがイマイチな人も結構いる。そういう人はもっと儲けようと頑張っていてもなかなか会社が大きくならない。

やる気はある、空回りしてるだけだ ってw

坂でもないのに高いギアでシャカシャカこいでるチャリンコのようだな。

 

 小さな会社の稼ぐ技術

頭のいい人に追い風が吹いたとき

これははすごい。あっという間にお金持ちになっちゃう。

そして頭がいいからそれを保全できるし、お金の使い方がうまくて会社もデカくなる。結局そう言う人はサラリーマンでも出世するし、起業すれば税引き前の収入を直接受け取る立場になるので一気に金持ちにもなるのだ。

 

しかし残念ながら、そんな人ばかりではない。

会社がイヤか夢を見て脱サラし、なけなしの退職金と、失業保険ちょろまかして作った金で何をやるか。

安易に何とか経営塾に入校して「開業プログラム」などという、お任せでレストランオープンできるという教習所に通って勉強する。

そこでの勉強はバランスシートの書き方だったり税対策だったり、実地訓練だったりするのだが、本人はノートにまとめてみたりしてw たいそう勉強した気になって自信だけは付く。

しかしそれは罠だ。

経営塾講師*2 に食い物にされて(出入りの業者から内装から紹介してくれるが・・。実はバックマージンがデカい)300万〜500万ぐらいどっか行っちゃったりする。

 

そのほか、「まずは資格だ、シカクが無くっちゃね!」なんて言って官僚の天下り機関が存続のために作った何の役にも立たない資格のためにせっせと時間とお金を寄付したり。

まだ仕事も取ってないのに話だけでその気になって、1800万の機械を先に買っちゃって、ローンに苦しみ自殺したり。

もうね、そんな話はゴロゴロの3乗、ぐらいある。

 

商工会の何とか経営交流会とかビジネスキャリアアップセミナーとか立派なスーツ着て妙に貫禄あったり、口が達者なのに・・・セミナーですか。

一体そんな場所に何を求めているのか。うまく行ってる経営者はそんなところに行く必要がない = 自分と同じ仕事ができない奴の集い ではないか。

 

起業か、使われるか

経営者がくだらない奴に感じ、仕事がばかばかしくなるまではサラリーマンがいい。そんな人なら、きっとうまくいく。過剰に自由とトレードしなければ。

期待リターンの話しとは全然違うな! まーいいや。

 

ワタシは23歳の時に仕事の同僚3人で最初の有限会社を作った。借金が減ってきた3年半後、他の年上の2人に取締役を辞めてくれと言われた。(ダントツ利益上げていたのに、余った時間で遊んでたから)

仲間だと思っていたのだが、実は嫉妬とやっかみに凝り固まった人々だったと私にバレてしまった。 しかし恐らく殆どの人がそんなもんだから恨んではいない。

 てか、結果的にはそこで辞められて良かった。余った時間で遊んでいた、その遊びが本業になったのだ。

 

すぐ後にインドとスリランカ行って何とか貿易を始めたが、全然カネがなかった*3ので、世田谷信用金庫に金を借りに行ったら10分で追い払われた。

担当者曰く、保証協会の保証をとってくれば貸さなくも無い、と。(今考えればあっせんさえしてくれなかった) そんで渋谷の道玄坂上にあった信用保証協会(今は移転)にアポ無しで行った。*4

個人事業(商号のみ 笑)で実績半年、担保もちろん無し、住まいは借家、保証人無し(家出人なので)という最悪案件にも関わらず、私の話しを聞いてくれ、ある事ない事色々書いた事業計画書5枚ぐらいと引き替えになんと500万円の保証をつけてくれた。

 

※当時担当してくれたサムライみたいな感じの保証協会の課長、xxさんはその後、世田信経由で2000万、そして最初の訪問から7-8年経った頃、ワタシの会社に3度目になるデカい信用保証をつけてくれた後すぐに定年退職された。

りそな銀行の融資担当者は最初の経緯を知らず(知るわけもないが)うちの融資案件を心配しながら *5 持って行った。

その際一瞥して「ああ、ここは大丈夫、通りますよ」と内定をもらった、ふつうは審査前にそんな事言わないのに不思議ですね、と私に報告してくれた。

私はその話しを聞いた時、xxさんだ!と直感し名前を聞くとやはりxx課長であった。

 

彼にしてみれば職務を果たしただけなのだろうが、私の会社は返済能力を見抜く彼の眼力があってこそ事業を拡大できた。

初年1000万の売上から年30億を超えた現在、彼は何かを思ってくれているのだろうか。

 

*1:私の感覚からはここ10年ぐらいは半々

*2:私は絶対友達に誘われてこんなバイトをしたことはない。1日数時間で3万円も貰った事などない!

*3:車を売って作った50万ぐらい

*4:ワタシはアポを取るだとか、スーツを着ていくとか、名刺を用意するとかそういうビジネス常識を全く知らなかった。

*5:前期は税務対策で赤字を出し、自宅も購入したので個人債務も4000万越えであった