日産ジューク タイヤ交換
215/55R17 94W
ついに二度目の車検。
既に前回の車検からガソリンスタンドの姉ちゃんに「タイヤ換えろ」とか「危ない」とか言われていたが結局2年乗った。
今回クルマ屋の仕事が忙しいので(?)そのスタンドに車検を頼んだら、もうこれじゃあ行きたくない、などと言われたが「まだスリップサインが出てないじゃん!ひび割れはいいんだよ、法律上は問題ないから大丈夫だよ」となだめて行ってもらう。
で当然、単なる業界の儲け処と高額税金の徴収機関となっているザル車検は合格して帰ってきた。 *1
それはそうと、製造年を見ると8年前のタイヤだった。さすがのオレもこのサイドウォールがビシッと割れて、パンク修理もやってるタイヤじゃあ身の危険を感じる。
ガススタの姉ちゃんのオファーも17インチにしては@1万円でなかなか安かったがメーカーが気に入らん。8年持つタイヤは国産しかネーだろ。
なわけで、ネットで型落ちのファルケン ZIEX(ジークス)914 というエコタイヤを買って仲間の修理工場に付けてもらった。 工賃と、何がエコなのかは知らない。
値段は4本送料込みで38000円弱。安い! ポルシェのリア1本分だ。
新型と「F」が付くかどうかの差だけどね、そういうのが安いんだよ。
https://www.falken.co.jp/products/ZE914/
乗り心地が違う!まあそれはいい。 8年保つのか!? という・・。
その頃にはこの車売ってるだろうけどさ。
おぼえ
日産 JUKE 215/55R17 は1600ccやハイグレード車用。1500cc のジュークは 205/60R16。
比較検討は値段で トーヨー トランパス。@9000円切ってるね。
TRANPATH mpZ(トランパス・エムピーゼット)|タイヤ製品情報・検索|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)製品サイト
車にスポーツ性を求めるならダンロップ ディレッツア。エコなスポーツタイヤって意味わからん。
DIREZZA DZ102|スポーツタイヤ|【DUNLOP】タイヤ 公式
(ブリジストンを除いて)順当に行くならダンロップ ルマンかなあ
DUNLOP(ダンロップ)LE MANS V(ルマン5) 215/55R17 94V 4981160790306
- 出版社/メーカー: ダンロップ(DUNLOP)
- メディア: Automotive
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DT230 ランツァ (私的)大発見
初チェーン清掃
明けまして、おめでたがって3個も餅を入れた雑煮を食べ、日本酒をクイっとやると、オレはすぐにランツァのリアをスタンドで持ち上げ、元旦からチェーン清掃を始めた。
このバイクを2018年4月に買ってから全くメンテナンスしていない。ヘルメットホルダーにCRCを噴霧しただけ。 何だそりゃ
だいたいが、買って近所を数キロ程度走ったあと、オイルも水もタイヤすら見ないままランツァは3トンのダンプに乗せられ富山県に運ばれて、そこから雨天350キロ高速走行を強いられている。
オレを運ぶ道具扱いのランツァ。これから富山だ!
最近は結構乗り回しているし、このままでは余りにもかわいそうだ。と思い至り、元旦からシコシコチェーンを磨こうとしてるわけです。
さて、油と泥で汚れたスプロケやチェーンをチェーンクリーナーで磨いていると、段々と刻印が露わになってきて、驚きの事実が判明する。
てっきり純正だと思っていたリアのスプロケはサンスター製のジュラルミンで、RY-001 という44丁。 慌てて純正を調べると55丁で、20%もハイギアード化されているのか!
2速あたりでアクセルをガバッと開けると、「ハンドルから手が離れてバイクだけすっ飛んで行く」ような恐怖感も感じる、あの猛烈な中間加速でも20%割引だったのか?
まさか、と思いフロントを数えるとどうやら13丁。最終減速比はノーマルの3.438に対し3.385。 ほぼ2%と、体感できない程度だった。
しっかし、このDT230ランツァ、高速でこのまま6速全開続けたらフロントがブレまくって死ぬな、と思うくらいどこまでもスピードが乗る。
今のオフタイヤと無整備では到底恐ろしくて最高速トライなんてできないが、いったい何キロぐらいでるのだろう。
さらに
目ざとい皆さんは既に気づいたと思うが、チェーンに「EX520 SRX」の刻印。そう520チェーンにサイズアップされていた。
そういえばサンスター製アルミスプロケを探したときに、ランツァに合うサイズがなかったのを思い出す。純正は428なのよ。
きれいにはなった。注油もした。
モタードやってる近所のクルマ屋の兄ちゃんは「520に換えて、〜」と言っていた。その時オレは「イヤ〜、チェーンかなり重くなるし、ノーマルが一番だって。サイズダウンすると最高速まで伸びるよ」と、ミニバイクレースで415チェーンを使っていた頃の軽さを思いだして話していたのだが・・・オレが520だったとは!
距離の割にスプロケが減っていないと思った理由がここで分かった。「純正はやっぱ持ちがいいなあ」ではなく、交換されていたから減っていなかったのだ。
で、とにかくチェーンは428に戻す。
江沼チェン(EK)のQXリングチェーンは [520 SRX2] の重量がおおよそ2kg。一方428の強化版 [428 ZVX] は 132リンクで 1.52kg。その差は500グラム、25%減にもなる。絶対レスポンスに差が出る。
心配される(無用な心配だと思うが)強度は428強化版なら29.5kN=簡単に言うと約3トンの破断強度がある。
エンジンの出力に減速比をかけていき、フロントのスプロケがリアのスプロケを引っ張る力は、1速の最大トルク回転数 7500回転で*1 89.9kgf-mのはず。それは約90kgのものを1メートル引っ張る力・・だよね!?
これに加速度を掛けるのだろうが、10倍でも900kgで3トンにはほど遠い。
計測は後輪を動かないように固定して、1速7500回転でクラッチをスパッと繋ぎ、「ドギャッ!!」とエンスト。といった感じだろうか。
絶対やりたくない。 歯がむしり取られそうな嫌な感じだが、そんな程度ではチェーンはびくともしないだろう。
オレは学がないから物理は良くわからないけど、普通に(穏やかな加減速で)ロードを走る分には420でも行けそうな気がする。むしろ、どうやったらあの頑丈なチェーンを駆動力でぶち切る事ができるのか見てみたいものである。
スプロケット
チェーンを戻すなら当然スプロケもフライスで薄く削らなくてはイケない。
いや違う、普通交換する。車でいうとデフのギア比にあたる最終減速比はノーマルだと約3.44になる。
某サイトによると、計算上120キロ巡航時の回転数は6660rpm、最大出力発生回転までまだ2000rpm近くもあり、きっちり回すと計算では150km/hを超える。
が、ランツァに限らずオフ車の乗車体勢による空気抵抗とタイヤ、車体特性を勘案すれば実用最高速は135km/h近辺じゃないかな?
ならばそこを限界と決め、110キロ巡航速度から10〜15秒をストレスなしに加速できるようなセットすればどうだろう。
計算上の135キロ以上は捨てる、と言う選択ならリア58〜59丁、またはフロント14丁程度だろうか。燃費は13km/Lぐらいに落ちそうだ・・・。
単なるチェーン清掃のはずが思わぬ展開になったが、さっさと428チェーンとスプロケセットを調達しようと思います。
ジャーまた!
KURE(呉工業) チェーンクリーナー&スーパーチェーンルブ 480ml+180ml 3019
- 出版社/メーカー: KURE(呉工業)
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*1:3.7×2.75×2.571×3.437 ノーマル減速比の場合
バイク寒い❗️ので防寒用に色々買う <後編>
いよいよ オレ風冬装備の紹介。
伏線となった前回は以下に書いた。 ほぼ事故の記録だったりするけど。
で、やっと本題 冬装備
とりあえず中年の冷えは足元から、という事でまずはパンツ、ズボンを選ぶ。ヒートテックのスパッツ(タイツみたいなの)、その上にゴルフ用防寒パンツがあったので履いてみる。
・・・ジーパンよりマシな程度。足下がスースーする。
コレはせいぜい10月までで、さらに寒くなるとヒートテックなんてクソの役にも立たない。そもそも脚のラインを崩さず暖かく、なんていう不届き者用でバイク乗りには無関係の代物だ。結局は厚手のモモヒキに勝るものはない。(電熱を除く)
その上に人生初のバイク用ウェア、コミネの「内綿入りインナーが外せるプロテクター付きパンツ」をズボンッと履く。
この手のウインターパンツは多数販売されているが、一体何を思ってこの名前?と言うような「ゲルマニア」をチョイス。
・・ゲルマニア。
同系では「SPIGA(スピーガ)」*1が良さそうではあったがサイズ切れだったし、クシタニは同じようなもので値段が2.5倍する。 なぜ?
定価16000円だが、アマゾンでほぼ25%引き購入できた。
コミネ KOMINE バイク ウインターパンツ ゲルマニア 透湿 防水 プロテクター 秋 冬 L 07-914 PK-914
これで早速ランツァで山方面へ行くと、少なくとも腰から〜足首上5センチまでは全く寒くない。 例の4枚重ねばきの冷え冷えを思えば感動もの。
ただし硬さからくるゴワつき、歩くだけでざかざかと音がする表面の素材はちょっといただけない。しかしこの素材だからこそ防水だし、強度も抜群なのだろう。
何より気温8度以下の中央高速を1時間でも腰から下の冷えは全くないからザカザカは些細なこととも言える。
ポカポカではないけど、膝や腰のプロテクターの代わりか、前ポケットにホカロンでも突っ込んでおけば恐らく冬の数時間ツーリングも寒さ知らずで快適だろう。綿入インナーが暖空気層を上手く作り、それを逃がさない工夫のおかげだと思う。
ジッパーで取り外せる綿入インナー
実際タマが縮みすぎて丸固くなって、あらあらこんなに縮んじゃって可愛そうに、となってしまうこともなく健康にも良い?。
靴
既存のハイカットのスニーカーでほぼオーケーだが、雨が降ることを考えラフ&ロードの足かっぱ(?)を携帯。
PRODUCT INFORMATION: RR5825 コンパクトブーツカバーショート
コンパクトになるので邪魔にならない。バイク用ブーツって歩きずらそうで、防水だとちょーカッコ悪いものしか無い。
もう10年ぐらい前に買ったアディダス。 ボロです
クツなんて別にバイク用の必要ないからラフに履けるスニーカーがいい。が、雨なんか平気だろうと思ってると体に当たった雨が足を伝って結構流れ込んできて、大して降っていなくても靴の中はグズグズになる。
冬にコレは考えただけで恐ろしい。
常にカッコ悪いバイク用防水シューズか、履きやすいスニーカー+足カッパか。私は後者を選ぶ。
そしてメルカリで未使用品を送料込み1280円で買った。安い!
グローブ
またもアマゾンで、なんと1980円! *2 完全防風で冷たくならなず、手首もセミロングのベルクロでまず寒気は入ってこない。
難があると言えば取ってくっつけたようなプラスチックのガードと飾りゴム。ダサい。それに新素材なんて使っていないので、気温が高い時は少し汗ばむぐらいで内張が手にくっ付き脱ぎにくい。
まあ値段を考えて物を言え!といった感じで、オレとしてはおおよそOKである。肝心の防寒は、2時間の寒冷状態のライディングでも冷たい感じはなく指も動くのだが、脱いでみると関節が固着気味で冷えているのがわかる。 かいた汗が手を冷やすのだろうか?
その点では防水性があり、かつ湿気を逃がすゴアテックスが一番良さそうだが、ライセンス料が高いのだろう、かなり高価だ。 それに最早ゴアだけが今だにダントツ高機能というわけではなく、他社製品にも"防水透湿性素材"を使用した製品はかなりある。
プロテクトウインターグローブ ロング | Honda ライディングギア | Honda
グローブに関してはしなやかさも大事だし防水性、防風・防寒も・・となるとグローブに限ってはやっぱゴアテックス最良かな。
結論は:寒くないだけでいいやと言うんなら、2000円で買える製造元不明のアマゾングローブ。 もしくは5倍の値段だが、ゴアテックスを使用した高級グローブ。
最後にジャケット、上着
紆余曲折あった上着選びは、ベストチョイスが見つかったので公開しよう。
まず下着やシャツはテキトーでいいがなるべくハイネックが好ましい。つぎに薄手のセーターなどで保温する。 ここまでは普段着と一緒。
で、なんと言ってもジャケットのキモは真正面から受ける寒風への対策だ。
Yellow Corn メッシュ(夏用)
色々試したが重ね着が一番効果的!なのが分かった。しかしなんでも重ねればイイというわけではない。
インナーはダウン、もしくはフェザー混ダウン一択。
フェイクダウンというべきシンサレートは試したが、薄いものはダウンのほうが暖かい。*3
それも体に密着したサイズ。これが大事なのよ。大き目をばさっと着るのが好きな人でも、ここはタイトな薄めの本物ダウンにしよう。
なぜか。
もこもこしたダウンはそれだけでもバイクに乗れるぐらいに暖かい。が、ダウンを覆っている素材は薄く、恐らくスレや引っ掛けですぐに破く。それにバイクでは腹下から風がバンバン入るしプロテクターはない。
何よりもモコモコダウンの上にプロテクタ付き上着を着ると身体がひとまわり大きく見え、パンパンのブーデーに見えてしまう。
「タイトな薄めの本物ダウン」はバイク用ならインナーとして売られている。でもバイク用の必要はない。私はビームスの薄手ダウンをヤフオクで買ってみた。
ふだんLを着るのだが敢えてMにした。それにしてもだらしない写真
バイク用と名がつかなければ安いものから高い物、カッコイイ〜ショボイ物がいくらでもある。クビまでチャックがあるものが必須。
いくらでも売ってるがこんなのとか→ Amazon CAPTCHA
バイク用→ Amazon.co.jp: アンダー・インナーウェア: 車&バイク
インナーが決まったらその上に防水性のある、プロテクタ入りのバイク用ジャケットを着るのだ。
オレはヤマハのヨットパーカー(マリン用)など、暖かそうな物を何着か試したが、意外とサイズのバラツキが大きく「実店舗で試着するしかない」と、ラフ&ロード川崎店にインナーに着る予定のダウンを着て突入。
インナーと同じく、普段はLサイズ(173センチ・61キロ)を選ぶところ、MサイズのRR7660 デュアルテックスウォームパーカーのニューカラーを購入した。
PRODUCT INFORMATION: 2018-19 秋冬ジャケット Index
Lサイズを着ると身体は楽だが「ガサガサ・ゴソゴソ」と、余った布が擦れてうるさく感じる。そしてインナーとアウターの隙間が過大になる。どうせバイクに乗るときだけなので「1に防寒・2にプロテクト」の当初の原則を踏襲し暖まった空気を逃がさないようにワンサイズ小さめにしてみた。
コレは前面投影面積=寒風を受ける面積を減らす。空力を考える上でも最重要、まさにのイロハのイである。
このジャケットにはジップで上着と一体化するインナージャケットも付属するので試してみたが、やはりというか、ダウンのほうがやや暖かいので取り外す。(春秋はいいね)そして試乗。
完璧。全く寒くない。
ほぼ完全に風は入ってこないし、ベルクロを絞れば抜けもしない。
尚、実店舗では正価の2割引ウインターセール中。その上、行ったときはちょうどクーポン配付中で、店頭チラシ持参でさらに10%オフとなった!
定価税込み 29,052円が、合計30%オフで20,336円。
これは安い。そのまま転売できそうだ 笑
激安通販でもこうはいかない。ポイントも貰えて、わざわざ足を運んだ甲斐がありちょー満足。
カラーは、目立つ=安全と考え、黒ベースはやめておいた。どいつもこいつも特徴のない黒ばっか着やがって、かっこいいとでも思ってんのか?、とは心の中で全然思っていない。
ここに書いたことは、今時のバイク乗りには常識なのかもしれない。たぶんそうだろう。
ほぼ30年バイクから遠ざかっていたおれはバイクウェアの進化や考え方、それと低価格化に驚いているのだ。
これで寒さとも無縁、精々真冬にもバイク乗りまくろうとおもいます。
バイク寒い❗️ので防寒用に色々買う <前編>
寒中走行はライダーの宿命
若かりし頃、冬には勇気を振り絞ってバイクに乗っていた。下はパンツ+ももひき+サウナスーツ+綿パン。上も5枚以上重ね着しまくり、首にマフラーをグルグル巻いて団子状に丸まっていたが、それでも寒かった。
手足は厚手の軍手や靴下を二枚重ね、新百合ヶ丘から原宿まで 約1時間をかけて通っていたこともある。それも原付、ヤマハのBW'S (ビーウィズ)で。
周りからは「バウズだバウズ」などと呼ばれた(オレの周りだけだと思うけど)オフロードタイプのスクーターである。
ほぼ全開走行時、交差点をいきなり右折してきたインフィニティQ45という当時日産の最高級車の土手っ腹に真正面から突っ込み、そのままバウズと共に地球を離れリフトオフ。
ぶつかった車はもちろんのこと、反対車線と狭い歩道までも飛び越え、角のガソリンスタンドの敷地内に相当の高さから落下し、コンクリート地面に叩きつけられた。
が、まだ運動エネルギーは残っていて、さらに3メートルほど腿や脇腹、ヘルメットを敷地内の仕上げが粗いデコボコのコンクリートにこすり付けながら滑り、頭をガソリンの給油機の周りにあるコンクリート製の台にガゴ とぶつけてやっと止まった。
経験したことのない猛烈な痛さ!
さすがにピクリとも動けず、気が遠くなりそうな痛みに耐えていると周りに人が集まってきたようで、
「車がウインカー出さずに曲がった!俺は見た!」とか、
「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」とか、
「おい、大丈夫か、動けるか」などという声が聞こえ、「ぁが・・」とかやっと小声を出して少し動くと、「おお、生きてる」みたいな反応があったw
記憶は激突の瞬間から飛んでおり、覚えているのは直前うわぶつかる!まで。
次はガガガガガガというメット内に響くコンクリを擦る音だから、一瞬気を失い、ガガガで目覚めたらしい。
今思えば脳の防衛本能か、おそらく死を目前に痛みを感じないよう意識は遮断され、「お、生きてる?」と脳が判断して意識を回復したのだろう。
一生に何度もない総距離6メートル越えの空の旅は体感できなかった。
そのあと人生4回目の救急車で搬送されるのだが以降は略。当日明け方に何とかタクシーで帰宅できた。
激突考察
さて、例のバウズは友人の連絡によりスタンドの人が保管しておいてくれたのだが、傷が少し癒えた数日後見に行くとFフォークがありえないほどひん曲がって、タイヤが進行方向と直角に向いていたw。
おれと一緒に車を飛び越えたBw’s はカウルが吹っ飛んで残りのプラ部分もバキバキに割れ、ミッションケースも衝撃で割れてオイルを散らしており、相手方の忌々しい保険屋の査定が終わると廃棄となった。
え〜っと、つまり、何を書こうとしたかというと、真冬の夜中に団子のようになって走っていると、
1. 寒さで早く帰りたくなり前しか見なくなる。首を動かす事すらおっくうだ。
要は注意力が前方走行一本槍になりがち。
2. その上、手がかじかんでいて指が動かない。手はグリップの形に固まり、どっちかというと腕を引いてブレーキをかけているような感覚なので、咄嗟のブレーキが遅れる。
3. さらに厚手の軍手2枚掛けでなお指が動かない。
寒さで縮こまった神経の伝達性能は気温一度下がるごとに3%低下するという説はあるのか無いのか知らないけど、ブレーキは確実に遅れるし、実際おれはノーブレーキに近かったと思う。
4. 実は団子のような重ね着は身体のプロテクトにほとんど役立たないことを知る。
腰やももの服の破れは少しなのに、皮膚がざくざくにすり切れているのだ。不思議だなあ・・。
とそんなわけで、冬にバイクに乗るならまず防寒、次にプロテクトの順番で探したのはいうまでもない。
一体いつ防寒装備の紹介が始まるのか 笑。
・・・それは次回にすることにした!