たまには書こうオージードル/円 100万が4000万に
現在値 AUDJPY 73.89
2009年10月19日にこんな事を書きました。
年末辺りにはもしかしたら2007年10月から2008年9月大底の フィボナッチ61.8%訂正87.64まで行くかも知れん。
でも私の戻り目処としては85.88ですね。日足で。 まあそこまで行ったらもうやりません 笑
売るとマイナススワップがゴソッと付いてくるンで、また、資源国通貨なので万が一
来週の相場・予想だす - 重力にサカってる場合か?!
結局、オーストラリアドル/円はこの記事を書いたあと、年明けすぐに86.2を付け、その後76.4辺りまで下げてから、最後の力を振り絞って88円にタッチしました。
しかしそこが戻り天井で、その後16円も急落し71円台を見て反騰しましたが、もう余力は残っておらず81円が精いっぱいでした。
オーストラリアは暴落後もいちはやくを何回もあげたのですが、
「ハイ、金融危機は終わり終わり。サッサと元に戻りましょう」
という金融政策は、まだ円キャリートレードが続いていると錯覚した能天気な連中の尻をたたいただけで終わったようです。
私は一貫して2008年暴落の戻りであって、上げ相場ではないと思っていました(モチロンいまでも)ので、70円なんか簡単に切ってくると思っています。
しかし最近、ちょっと見方が変わった。
日本や朝鮮と違い、まだ世代が若く、未開発余地がある国であるからして、世界の先行きが不安視され、ドルが底を突いて円安に転じた時にはオージー円はガン上がりするのではないか。
サイクルは良くわからないけれど、2008年末が底ならば、いまはA波動の調整であるB波なのか?
もし先日書いたドル円の長期見通しどおりにシナリオが進むならば、そう遠くない将来、具体的には1年以内に2008年の55円を下回らないで上昇に転じるのでは無いか。
現時点では何も分かりませんが、今安全に長期の戦略を立ててみました。
- 71.5円を切ってからの買い下がり
- 下値がわからないので最低5月安値を切ってから買い下がる。
- 70円を切ったら損切って68円切るまでまで待つ。
- 66.5切ったら損切りし、63円切るまでまで待つ。
- それも2円程度はがまんするが、もうチャート的には弱いので55円のダブルボトム狙いまで待つ。
- 2008年10月安値を下回ってきたら、長期ボトムはまだ付けていないということなので下値は全く分からない。
こうなるともうこのシナリオは終わりです。
- 上記のどれかにヒットした場合、また、ヒットせずに上昇に転じたら
うまくいけば100円なんて軽く跳びこえて上昇するでしょう。
AUD/JPY シミュレーション
ちょっとやって見ましょう。67.6で調整完了、上昇のシナリオです。
・・・あなたはFX会社に100万円入金し、67.6円で15万AUDをロングしました。レバレッジは10倍ぐらいになります。
大したことは無いです、普通ですね。
暫くして88円上抜いたら強気、予定通りに一気に80万通貨上乗せします。
イヤしかし驚くことは無い。67.6で買ってるからすでに資金は4倍、300万円儲かっている事になる。80万通貨ロングしてもレバレッジはたかだか20倍。
さあ、ここからが正念場です。そのころにはネックラインは95円ぐらいに成ってるかも知れません。
95円に到達したら一度は跳ね返されるでしょう。半分利確してもいいかも知れない。
しかし、ここを抜ければ相場は2007年の史上最高値の107円を目ざすでしょう。
ここがガマンのしどころ、レバレッジもすでに10倍以下。慌てて売る必要がどこにある? と思いなおします。
逆に92円ぐらいの押し目は5万ぐらい拾って行く。
そしてとうとうネックラインを抜いてきました。 最期の急上昇の時間です。
この時点で資金は10倍を超えています、そしてレバレッジも軽い。
ネックラインを日足でしっかり抜けたら、96円で更に100万通貨ロングします。
これでもレバレッジは20倍以下です。
安全に20倍までにしておこうという冷静さを失ってはいません。
そしてとうとう108円でリーマン前の高値を抜きました。
あなたはさほどの無理をせずに、時には下に振れて30倍まで行くこともありましたが、レバレッジも20倍以下に抑え、それに何と言っても元手はたったの100万円でAUD/JPY =110円で手仕舞いしました。
勝ち逃げが相場の鉄則だからです。
その時、あなたは金利を含めて4000万円のお金を手にしているはずです。
このように産みだした資金でまた利益を生み出し、レバレッジをかけて運用する。そんなに難しい話ではありません。負けても100万。勝てば4000万。たかが40倍ですね。4000万儲かるように計画を立てたら、計画通りに実行する。途中で曲げたら、そこで全決済すべき。
ワケの分からないファンドを買って手数料をヒョイヒョイ抜かれたり、含み損が数十万でいずれ戻ると固く信じて憂うつな日々を過ごすより効率良く、可能性が高い。・・・ような気がしますが如何でしょうか?